2018年12月18日火曜日

私のうつ病体験 3

みなさん、こんにちわ。
アダルトチルドレン・うつ克服カウンセラーの須藤勝則です。
栃木県鹿沼市でアダルトチルドレン・うつ病克服のためのカウンセリングスペース Healing Forestを開いています。

私のうつ病体験の続きをお話しましょう。

当時の私は仕事は販売業で非正規雇用、収入は不安定でした。
さらに同僚たちとの売上競争もあり、毎日がお客さんの取り合いという状況。
それなりのやりがいも感じてはいましたが、毎日ピリピリしていたと思います。

そんな中、プライベートでかなり過大なストレスが掛かることが起こり、そこから一気にココロが崩壊していきます。

当時、カウンセリングの勉強を続け資格を取り、うつ病に関する知識もそれなりにありました。
状況的にこれはまずいぞ、と自分でも感じてはいたのですが、どうしようもありませんでした。

10年前に感じた体の重さやだるさ、突然溢れてくる涙、胃の痛みに吐き気…
仕事中は必死に我慢していたのですが、帰宅するともう体を動かすことも面倒になり、食事もそこそこにベッドに体を横たえる日々が続き、ある朝また、起き上がれなくなりました。

うつ病かも知れない…
そう感じてはいたものの、精神科に行くことは出来ず、ひとまず普通の内科に行きました。
(当時はまだ心療内科はあまりありませんでした)

そこで一通りの問診や検査をして一週間後、結果を訊きに行ったところ「うつ病ですね」と診断されました。

その時、先生が言ってくれた言葉は、今でも忘れません。

「あなた、よく今まで頑張って来ましたね。 こんなになるまでよく頑張って来ました。 けどこれ以上頑張り続けるのは、あなたのためにならないし、あなたの周りに居てくれる人たちのためにもならないよ。 もう頑張るのは終わりにして、あなたのココロを休ませてあげなさい」

緊張の糸が切れたように感じました。
一気に涙が出て来て、しばらく止まりませんでした。
うつ病になった自分への情けなさと同時に、うつ病と診断された事への安心感のようなモノも感じていました。

診断書をもらい翌日から休職、そのまま退職。
ここから一年、うつ病との戦いが始まりました。

続きます…

カウンセリングスペース Healing Forest
https://heal-forest.com/

アダルトチルドレン・うつ克服カウンセラー
須藤 勝則

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