アダルトチルドレン・うつ克服カウンセラーの須藤勝則です。
栃木県鹿沼市でアダルトチルドレン・うつ病克服のためのカウンセリングスペース Healing Forestを開いて、日々みなさんのお悩みを聴いています
昨晩、NHKの「クローズアップ現代+」で特集された「毒親って!? 親子関係どうすれば・・・」を観ていて、色々と感じるところがありました。
毒親をテーマとして、毒親に育てられた子供がオトナになって「生きづらさ」を抱えてしまう事、その生きづらさとどう向き合えばココロが癒され、回復していけるか、そして自分が毒親にならないためにどうすれば良いのかなどのお話が続きました。
そのコトバこそ出て来ませんでしたが「機能不全家庭」や「アダルトチルドレン」の実態がインタビューに答えられていた方々の姿を通じて、生々しく伝えられていました。
私は日常的にこのような方々と向き合っていますが、まだまだ自分がこのような状態で居る事に気付いていない方が多いんだろうと思いました。
インタビューに答えられていた方々がどのようにココロの回復と生きづらさの克服に努めて来たかについては皆さん、「自分の生きづらさを誰かに話す」ことを挙げられていたのが印象的でした。
また司会者の方が一人の親の立場として疑問や不安、自分の想いを涙ながらに話されたのも印象に残りました。
(きっとあの司会者さんは良きお父さんだろうと思います)
親は子供に対して精いっぱいの愛情を注ぎ、その人生を通じて子供のためと思い、様々な提案など期待を込めて伝えてしまうが、それらは子どもにとって「押し付け」となってしまう事もある。
子供が生まれて来た時「生まれてくれてありがとう」だけだったはず。
それだけで良いんじゃないのか?
親は自分の間違いを「間違い」と認める事、子供はその過去としっかり向き合い、その想いを話し、今の自分やこれからの自分を作り上げる方に力を注ぐこと。
毒は適量であれば「薬」となるが 過ぎればその人の命をも奪ってしまう
30分では少し説明が足りていない部分もあり、丁寧とは言い難かったものの、テーマの要所を端的に伝えられた、良い番組だったと思います。
NHKオンデマンドで観られるようですので、気になった方は是非ご覧になって下さい。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4272/index.html
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カウンセリングスペース Healing Forest
https://heal-forest.com/
アダルトチルドレン・うつ克服カウンセラー
須藤 勝則
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