2019年7月14日日曜日

誤った「ほめて育てる」

みなさん、こんにちわ。
アダルトチルドレン・うつ克服カウンセラーの須藤勝則です。

栃木県鹿沼市でアダルトチルドレン・うつ病克服のためのカウンセリングスペース Healing Forestを開いて、日々みなさんのお悩みを聴いています

ここのところ、30代~40代で子育て中のママさんの来訪が増えています。

皆さん事前にHealing Forestのホームページを何度も読み込み、アダルトチルドレンである自分を自覚されてからいらっしゃるので、私も説明の時間が省けてカウンセリングにより時間を割けるのはありがたいことです。

皆さん、ご自身の生きづらさから抜け出すことを目的とされていますが同時に、自分の子供をアダルトチルドレンにしないように、と願ってカウンセリングを受けられています。

これも機能不全家庭の連鎖を断ち切るために、とても良いことです。

自分自身が子供のころは親から否定されたり、無視されたりして寂しい思いをしてきた経験がありますし、親から褒められた、なんていう記憶はほとんどありません。

ですので自分が親になった時、自分の子供は「ほめて育てる」という姿勢で子育てをなさっています。

ですが中には「ほめているんだけど、子供が私の顔色を窺っているような気がしてならない」と心配される方もいます。

こういう方のカウンセリングを進めていくと実は「ほめて育てる」を違った形で理解してしまっている場合がほとんどなんです。

ほめてはいます。
けど、親が指示したことを子供ができた、それをほめていることが多いんですね。

カウンセリングの中で「これでは自分が親からされてきていたことと同じことをしている」と気付かれます。

そう、そこに「子ども自身の想い」がないんですね。

子供の自主性がそこには反映されておらず、ただ「親の言うことを聞くだけ」になっているんです。

これでは親にほめられるため、親の顔色をうかがう「アダルトチルドレン」になってしまいます。

ほめて育てる、は間違いではありません。

ですがそこで必ず「子どもがしたいことなのか」を考えるようにしてください
友だち追加

カウンセリングスペース Healing Forest
https://heal-forest.com/

アダルトチルドレン・うつ克服カウンセラー
須藤 勝則

0 件のコメント:

コメントを投稿